逆転合格のトリセツ

学年ビリ•偏差値26だった僕が、たった5ヶ月の勉強で、早慶•関関同立•MARCHに現役逆転合格した話

使い方でこんなに変わる!?過去問題集の正しい使い方について解説

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突然ですが、みなさんは正しい過去問題集の使い方を知っていますか?

「え?普通に前から解いていくんじゃないの?!」

と思われた方も多いのではないでしょうか?

ただ過去問を解いただけでは、全く点数には結びつきません

過去問演習を通して、本番での点数を最大化させるためには、「過去問題集の正しい使い方」を知ることから始めましょう!

【前提】過去問題は最強の参考書

まず、過去問演習に入る前に知っておいていただきたいのは、「過去問題は、最強の参考書」だという事実です。

どういうことかというと、過去問題というのはその名の通り、大学が過去に実際の入試問題として出題した問題のことです。

つまり、過去問には志望校の「出題傾向」「設問形式」「解答のコツ」「問題の難易度」など、出題者である大学が受験生に求めているすべての内容が載っています!!

過去問題演習・分析を積極的に行い、少しでも不安や曖昧な点があればすぐに基礎レベルの参考書に立ち戻り、復習する。

この、「過去問題集⇄基礎レベルの参考書」のサイクルを何度も回すことで、自然と志望校の要求されているレベルまで実力を引き上げることが可能となり、結果として、他の受験生よりも圧倒的な余裕を持って志望校に合格することができます

過去問題演習は、今まで培ってきた知識や公式を実際にどのように活用するかを学ぶ場であるとも言えます。

どれだけ立派な武器を持っていようとも、使い方を知らなければ戦いに勝つことができませんよね?

それでは、そんな素晴らしい「過去問題」を実際にどのように解いていけばいいのかについて解説していきます。

過去問題集の正しい使い方 

1、過去問はいきなり解くな!

過去問題集を買ってきて、いきなり前から解こうとしてはいけません!

解く前にやるべきことが2つあります。

①問題集の傾向と対策の項目を読み込む

→市販の過去問題集には必ずと言っていいほど、「傾向と対策」の項目があります。

いきなり解くのではなく、志望校の頻出分野や特徴を知ることから始めましょう

②各教科の問題形式を確認しよう!

→志望校がどのような問題形式で出題してきているのかを知ることは非常に大切です。

例えば、マーク式なのか記述式なのか、もしくはその両方かなど、問題形式によってすべき対策も大きく変わってきます

また、自分の不得意な問題形式(英語であれば、空欄補充など)などがあれば、その部分で大きく時間をロスしそうだなぁなど、解答していく際の、時間配分や順序を決めるのにも大いに役立ちます

2、まずは、全教科1年分解いてみよう

①問題集の傾向と対策の項目を読み込む

②各教科の問題形式を確認しよう!

の2点を確認し終えたら、いよいよ実際に解いていきます。

とはいえ、いきなり解いても難しく感じるでしょうし、思った以上にできないこともあるでしょうが全く気にする必要はありません。

この段階では、どのくらいの時間で実際に最後まで解き切れるかと、解いてみて、どの教科のどの分野や問題形式でつまずきやすいかの2つさえ確認できれば十分です。

大切なのは、過去問を解くこと自体ではなく、解いた後にどれだけスピーディーに知識の抜け漏れを補い、苦手な問題形式を克服するかです。

また、難関私立大学の多くが、問題数に対して解答時間が少し短めに設定している傾向にあります。

そのため、スピーディーに問題を処理していけるように解ける問題と解けない問題の見極め解答手順の工夫などの志望校に合わせた対策が必要になってきます

3、解いた感覚は大切に!本番での戦略を練ろう

 それでは、実際に1年分解いた後に、どのような対策を行っていけばいいのかについて解説したいと思います。

 今回は、早稲田大学の英語の過去問題を例にとって解説していきます。

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例えば、このような同義語を解答させる問題の場合は、端的に言って、単語力勝負です。

早稲田の英語の場合は、同じ意味の選択肢が2つあり、使われ方や前後関係を汲み取った上で、適した方を選ばせるといったパターンもあるので 注意が必要ですが...

一般的に、この形式の問題は、「知っているか、知らないかの一言に尽きるので、できる問題から解いていき、分からない問題は後で解くことにして、一旦飛ばします

つまり、このような知識系の問題が出題されていて、短時間で処理できるということが分かれば、解く手順としてはかなり前半に持ってくるべきだと分かりますね

対策としては、正答率が高ければ今まで通りの勉強を続けていって大丈夫ですし、正答率が悪い場合は、単語力や熟語力不足ということなどで、単語帳や熟語帳に接する時間を増やしていくなどしましょう。

他の問題形式についても確認しておきましょう!

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先ほどとは異なり、今回は空欄補充形式の問題です。

この問題形式の場合、前後関係を踏まえた上で最適な解答を選択する必要があるので、先ほどの問題ほどサクッと短時間で解答することは困難です。

そのため、解く順番としては、中盤もしくは後半に持ってくる必要がありますね

具体的な対策としては、正答率が高い場合は、先ほどと同様に特別な対策は必要ありません。しかし、正答率が悪い場合、この問題を克服する必要があります。

この問題の場合、正答率が悪い原因として考えられるのは、

①語彙力が足りないため、問題文・選択肢が正しく理解できていない。

②読めてはいるが、似たような選択肢に惑わされてしまったり、前後関係に適した解答を選べていない。(語法や文法の知識が不足している)

の2点が考えられます。

克服するためには、

①の場合には、単語・熟語の復習

②の場合には、文法の参考書の、文法と語法部分の復習

が必要になってきます。

これらの知識を復習した上で、過去問演習を繰り返せば、必ず克服できます!

やはり重要なのは、「過去問題集⇄基礎レベルの参考書」の繰り返しです!

過去問題集の正しい使い方のまとめ

 ここまで、過去問題集の正しい使い方についてお伝えしてきましたがいかがでしたでしょうか?

先ほど早稲田の実際の過去問でも確認したように、問題形式の種類によって大きく対策は変わってきます

得点を最大化するためには、自分の得意・不得意に合わせて、解く順番や時間配分を考えていくことが重要です!

また、分からない部分や曖昧な知識は必ず基礎レベルの参考書に立ち戻って確認してください。

繰り返しになりますが、「過去問題集⇄基礎レベルの参考書」の繰り返しが最も効果的な勉強法です!

是非、今回お伝えした「過去問題集の正しい使い方」を参考にして、自分の志望校に合わせた演習と対策を行ってくださいね!

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偏差値を爆速で上げる方法とは!?

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  • 塾の言う通りに勉強法を試してみたけど、成績が上がらない、、
  • 人気の参考書を、オススメの方法で勉強したのに、知識が身につかない、、
  • 先輩の合格体験記を参照に勉強してみたけど、模試の判定は 『E判定』 、、

かなり多くの受験生が、このような状況に陥っています。

そして、誰かを参考にした勉強法が上手くいかない明確な理由は、ここにあります。

受験生は、それぞれ志望校も違えば、学力も違う。

さらには、性格・環境・自頭・思考力など、全てが違います。

このことを理解せずに、その人の成功因子だけをとっても、成果が出るはずもありません。

成果の出る勉強の本質とは、

①自分の学力などの現状を俯瞰的に把握する。

②把握した上で 『志望校合格』というゴールから逆算して学習計画を立てる。

③ 『なにを・どこまで・いつまでに』と言うように、具体的行動ベースに落とせる状態まで持っていく。

④実際に行動して得た結果を元に、より良い学習計画に改善していく。

というサイクル(PDCAサイクル)を生み出すことです。

そして、このサイクルを何度も何度も回しながら、自分にあった勉強スタイルを磨いていくことが勉強の本質です。 

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この参考書がオススメです!」「この勉強法がオススメです!ではなく、そんなくれを「いつ・どんな目的で・どう使いうか」とかいう『行動に落とかし込むまで』の部分に最も力を入れています!!

現役で難関大学に合格実績のあるコーチがマンツーマンで、1人1人に適した勉強のやり方を生徒と共に模索し、あなたを合格へと導きます。

『十人十色』

この言葉のように、10人いれば10人とも性格・環境・自頭・思考力が違う。

 

そのため、10人いれば10通りの勉強法がある。

 

「入試まで時間がないから、とりあえず参考書に手をつける」、、、

その前に、1度立ち止まって 『勉強のやり方』を一から見直してみよう!

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