【受験は戦略が9割】受験戦略の重要性と具体的な立て方について徹底解説!!
受験戦略の立て方次第で、志望校に合格できるかどうかが決まるといっても過言でないほど、「受験戦略」は受験勉強していくうえで重要です。
とはいえ、多くの方はそもそも「受験戦略って何?」という状況ではないでしょうか?...
そこで今回は、志望校に合格するために必須条件とも言える「受験戦略」と、その立て方について徹底解説していきたいと思います!
- そもそも受験戦略とは?
- なぜ受験戦略が必要なのか
- 受験戦略の立て方とコツ
- 受験戦略と立て方についてのまとめ
- 偏差値を爆速で上げる方法とは!?
- 難関大合格受験生の約7割は高校2年生から勉強を始めている!?
そもそも受験戦略とは?
受験戦略とは、その名の通り、受験で第一志望に受かるための戦略のことを指します。
具体的には、
⓪現状の自分の学力を把握する
↓
①志望校の決定
↓
②志望校の過去問から、出題傾向と問題形式・合格最低点を分析・確認する
↓
③志望校の合格最低点と、現状の学力とを比較検討して、目標獲得点数を設定する
といった流れで、受験勉強を行うさいの「戦略・指針」を作成します。
なぜ受験戦略が必要なのか
なぜ、受験戦略が志望校合格の必須条件になるのかというと、受験戦略があることによって、今何をすべきかが明確になり、体系だった効率的な勉強を行うことができるからです。
基本的にい多くの受験生は、入試まで残された時間は少なく、実力も十分ではありません。
そのような状況で、市販の参考書や塾のテキストを隅から隅まで完璧にしている余裕などありませんし、する必要もありません。
大学受験の目的は、志望校に受かることであり、受からなければどんな難しい知識や用語を知っていたとしても何の意味もありませんよね?
入試本番までに残された期間で、合格に必要な知識と演習を十分に身につけ行い、志望校合格に必要のないものは全て捨てさり、受験勉強を最大効率化するためには、受験勉強を始める前に「受験戦略」を立てる必要があります。
そして、この「受験戦略」を正しく立てられたかどうかで、志望校合格の9割が決まるといっても過言ではありません。
それでは具体的に、どのようにして「受験戦略」を立てていけばいいのでしょうか?
受験戦略の立て方とコツ
先ほどお伝えしたように、「受験戦略」は以下の流れで作成していきます。
⓪現状の自分の学力を把握する
↓
①志望校の決定
↓
②志望校の過去問から、出題傾向と問題形式・合格最低点を分析・確認する
↓
③志望校の合格最低点と、現状の学力とを比較検討して、目標獲得点数を設定する
ひとつひとつ詳しく見ていきましょう。
⓪現状の自分の学力を把握する
まずは、現在の自分の学力をざっくりで構わないので把握することから始めましょう。
直近の模試の結果などでも構いませんが、おすすめはセンター試験の過去問を1年分解いてみることです。
センター試験の過去問は、平易な基礎問題の集合体であり、範囲の偏りもないので学力把握にはうってつけです。
例:センター試験の過去問題をベースに考えた場合
8〜9割獲得→基礎学力は十分
7〜8割獲得→一部苦手な分野や知識の抜け漏れがある
7割未満獲得→基礎学力が不十分
といった感じで、大まかに各科目の実力を判定していきます。
①志望校の決定
現状の自分の学力を把握できたら、次に志望校を決定します。
志望校は、第一志望だけでなく併願校なども含めて3〜4校ほど選ぶのがオススメです!
志望校を決める際は、現状の学力に関係なく、あなたが本当に行きたいと考えている大学を選ぶようにしましょう。
また、受験年の7月頃や高1、2年性などでまだ明確な目標が定まっていない場合は、早慶やGMARCHなど大学群ごとに目標を置いてみるといいでしょう。
②志望校の過去問から、出題傾向と問題形式・合格最低点を分析・確認する
志望校を決めたら、併願校も含めて、出題傾向と問題形式、合格最低点を分析。確認していきます。
なぜこのようなことをするのかというと、大学ごとに問題傾向や狙われやすい頻出分野、問題形式(マークのみか、記述もあるのか等)が異なるため、出ないものを捨てて、志望校合格に必要なことを明確化する必要があるからです。
「いつまでに」「何を」「どこまで」やればいいのかを、受験勉強を開始する前に決定しておくことで、各科目の進捗度合いや今不足していること=今やるべきことを的確に把握できるようになります!
また、合格最低点を把握しておくことで、次で紹介する「目標点数の設定」を円滑に進めることができますし、学部ごとの難易度を比較することもできます。
③志望校の合格最低点と、現状の学力とを比較検討して、目標獲得点数を設定する
最後に、現状の学力と合格最低点の推移を参考にして、入試本番での目標点数を設定していきます。
この際の注意点としては、得意科目が難化して、思うように得点できなかった場合なども考慮して、複数パターンの目標点数を設定しておくことです。
細かく何点と決めたとしても、本番でその通りになるわけではないので、大まかに各科目ごとに何割程度獲得する必要があるのか、そのためにはどの科目に対して集中して時間を割く必要があるのかなどが理解できればOKです!
今回は、早稲田大学の法学部を例にとって紹介していきたいと思います。
例:志望大学、早稲田大学法学部
現在の実力:英語→基礎学力あり(センター8〜9割獲得レベル)
国語→基礎学力に抜け漏れあり(センター7〜8割獲得レベル)
日本史→基礎学力なし(センター7割未満レベル)
教科 | 配点 | 受験者平均点 |
---|---|---|
英語 | 60 | 30.474 |
国語 | 50 | 23.938 |
日本史 | 40 | 26.717 |
※全教科について成績標準化による得点調整を行っています。
この年の合格者最低点は、92.745点でした。
つまり、92.745/150=62%以上の得点を獲得できれば合格することができます。
ということは、全科目6割程度は最低取れるようにしておいて、今回の設定の場合は英語が得意科目なので、英語で7割獲得できれば余裕を持って合格最低点をクリアすることができます!
他にも、設定では日本史の現状の学力が基礎学力がないレベルなので、日本史の目標点数を5割程度に設定し、不足分を英語と国語それぞれ65%〜75%獲得するというように目標点数を設定することもできます。
このようにして、各大学ごとに目標点数を設定していき、現状の学力と入試本番で求められている学力とを引き算して、これからの期間で「何を」「いつまでに」していけばいいかを考えていきます。
受験戦略と立て方についてのまとめ
ここまで、「受験戦略」とは何かと、その立て方についてお伝えしてきましたがいかがでしたか?
「いつ」「何を」「どこまで」終わらせるかなどの具体的な行動に関しては、「受験戦略」を立てて初めて考えることができます。
つまり、「受験戦略」がなければ今、これから何をしていけばいいのかすら考えることができません。
そのような状態で闇雲に受験勉強を始めても、効率的な勉強を行うことはできませんよね?
正直、入試本番まではいくら時間があっても足りません。
そのため、入試本番までの残された期間で最大の結果を得るためにも、「受験戦略」を立てて効率的な勉強を行なっていく必要があります。
みなさんも是非、自分だけの「受験戦略」を立ててみてくださいね!
⇩やる気は出たけど...受験勉強についての不安や悩み、どうやって勉強すればいいのか分からない...などの受験相談はこちらからどうぞ!!
偏差値を爆速で上げる方法とは!?
- 塾の言う通りに勉強法を試してみたけど、成績が上がらない、、
- 人気の参考書を、オススメの方法で勉強したのに、知識が身につかない、、
- 先輩の合格体験記を参照に勉強してみたけど、模試の判定は 『E判定』 、、
かなり多くの受験生が、このような状況に陥っています。
そして、誰かを参考にした勉強法が上手くいかない明確な理由は、ここにあります。
受験生は、それぞれ志望校も違えば、学力も違う。
さらには、性格・環境・自頭・思考力など、全てが違います。
このことを理解せずに、その人の成功因子だけをとっても、成果が出るはずもありません。
成果の出る勉強の本質とは、
①自分の学力などの現状を俯瞰的に把握する。
②把握した上で 『志望校合格』というゴールから逆算して学習計画を立てる。
③ 『なにを・どこまで・いつまでに』と言うように、具体的行動ベースに落とせる状態まで持っていく。
④実際に行動して得た結果を元に、より良い学習計画に改善していく。
というサイクル(PDCAサイクル)を生み出すことです。
そして、このサイクルを何度も何度も回しながら、自分にあった勉強スタイルを磨いていくことが勉強の本質です。
オンライン個別指導塾 『矢倉塾』では、志望校合格から逆算した、戦略的な学習の進め方を指導。
「この参考書がオススメです!」「この勉強法がオススメです!」ではなく、そんなくれを「いつ・どんな目的で・どう使いうか」とかいう『行動に落とかし込むまで』の部分に最も力を入れています!!
現役で難関大学に合格実績のあるコーチがマンツーマンで、1人1人に適した勉強のやり方を生徒と共に模索し、あなたを合格へと導きます。
『十人十色』
この言葉のように、10人いれば10人とも性格・環境・自頭・思考力が違う。
そのため、10人いれば10通りの勉強法がある。
「入試まで時間がないから、とりあえず参考書に手をつける」、、、
その前に、1度立ち止まって 『勉強のやり方』を一から見直してみよう!
難関大合格受験生の約7割は高校2年生から勉強を始めている!?
某予備校のデータによると、難関大合格者の7割は高2から受験勉強をはじめているそうです。
とはいえ、「何から勉強したらいいの?」と悩んでいる高2・高1生も多いことでしょう。
そこで、オンライン個別指導塾 「矢倉塾」では、
『受験生爆(登録商標)のスタートダッシュキャンペーン』とか題し、これまで計3桁人以上の受験生と対話をしてきたスタッフが「何から勉強したらいいのか」という課題を一緒に考えていきます。
申し込み締め切りは1月31日までです。
また、大変多くの申し込みにつき、早期にキャンペーンを打ち切る可能性がございますので、あらかじめご了承ください。