関大特待生が徹底解説!【2020年最新版】関西大学の世界史〜入試出題傾向と対策法〜
【2020年最新版】関西大学の世界史〜入試出題傾向と対策法〜
今回は、関西大学に特待生で合格した私が、実体験をもとに関西大学の世界史の攻略法についてお伝えしていきたいとお思います!
関西大学の世界史の出題傾向は、毎年基本的に同じ形式であまり変化はありません。
基本的に、地域や時代など一連のテーマを持って問題が作られ、それに対して適切な選択肢を選んでいくといったスタイルです。
難易度的には、基礎〜標準レベル(教科書以上に内容は出題されない)で、重箱の隅をつつくような細かい知識は出題されづらい傾向にあります。
しっかりとした対策を行えば、十分に8割5分程度の特典が見込めます。
それでは、関西大学の世界史について詳しく見ていきましょう!
問題形式
・試験時間:60分
・配点:100点(2点×50問)
・大問1:空欄補充
大問2:空欄補充
大問3:空欄補充・正誤問題・時代整序
大問4:空欄補充・正誤問題・時代整序
・問題数:50問
※全問マーク式
出題傾向と対策法
関西大学の世界史は、リード文が歴史の流れを意識したテーマ設定をしていることが多いです。
そのため、時代「タテ」と地域「ヨコ」を横断した問題が多いため、どちらの側面から問われても答えられるように、世界史を立体的にイメージできるように学習していくとベストです!
それでは、出題傾向と具体的な対策方法について詳しく見ていきましょう!
〜出題傾向〜
時代「タテ」と地域「ヨコ」の2つの面から出題傾向を探っていきます。
1、時代別の傾向
まず前提として、日程によって出題される時代が全く異なるということは前提として認識しておいてください。
そのため、苦手な時代は作らずに、満遍なく勉強するようにしましょう!
全日程を平均的に分析したところ、中世と近代は出題されやすい傾向にあります。
また、関西大学の世界史では、時系列順に事件を並び替えさせるといったような「時代整序」問題が出題されるので、時代の流れをしっかりと押さえたり、西暦は出来る限り覚えておくようにしましょう。
2、地域別の傾向
先ほど「時代別の傾向」でも述べたように、日程によって出題される時代が全く異なるということは前提として認識しておいてください。
その上で、地域別では、イスラーム・中国・ヨーロッパ地域・北方民族が頻出地域といえます。
特に、それぞれの地域ごとの宗教史・政治史・文化史が狙われやすい傾向にあります。
それでは、どのような勉強法が効果的なのでしょうか?
〜対策法〜
関西大学の世界史は、基礎〜標準レベルの問題しか出題されないので、手を広げて勉強するというよりかは、一冊の参考書を何周もやり込むといった勉強方法が効果的です。
まずは、「詳説世界史B 改訂版」を用いて、世界史の流れを理解していきます。
しかし、教科書だけでは範囲の広い世界史を的確に理解して整理するのは難しいです。
そのため、知識整理のために、「書きこみ教科書詳説世界史B」を補助教材として使用します。
学習フローとしては、はじめに「詳説世界史B 改訂版」を一時代もしくは一地域ごとに区切って読みます。おすすめの区切り方としては、目次の一章節ごとに読み進めていくことです。
そして、読み終えた部分を、「書きこみ教科書詳説世界史B」を用いて知識整理を図りながら、定着させていきます。
このフローを何周か繰り返すことで、世界史の時代「タテ」の流れが把握できるようになるはずです。
次は、地域別・国別(ヨコ)の流れを把握するために、「改訂版 流れ図で攻略 詳説世界史B」を用いて学習していきます。
「改訂版 流れ図で攻略 詳説世界史B」は、その名の通り、世界史をタテとヨコの2つの側面から流れを整理できる問題集です。
ある程度、世界史の時代別の流れが分かっている方は、先ほどの「書きこみ教科書詳説世界史B」の部分を飛ばして、「改訂版 流れ図で攻略 詳説世界史B」で代用してもらっても大丈夫です。
しかし、ほとんどの方はそこまで世界史に対しての理解が進んでいないでしょうから、いきなり2つの側面から世界史を見るというのは厳しいのではないでしょうか?
そのため、まずは、「書きこみ教科書詳説世界史B」で時代の流れ(タテ)を完成させてから、復習も兼ねて「改訂版 流れ図で攻略 詳説世界史B」で地域別・国別の流れ(ヨコ)を理解するよにしてください。
それができれば、あとは過去問題演習に移ってもらって大丈夫です!
過去問を解く際は、念のため時間を測って解くようにしましょう。
関西大学の世界史の問題レベル的には、60分という試験時間は多いすぎるくらいなのですが、本番どのようなことがわからないですよね?(実際、試験本番で同じ教室の方が鼻血を出されて退出されているのを見たことがあります。)
また、過去問演習に移るのと同時に、「世界史B一問一答【完全版】2nd edition」を用いて、用語系の知識に抜け漏れがないか確認していきましょう。
特に、文化史や人物名の暗記は、多くの受験生がついつい後回しにしてしまいがちですが、関西大学ではガッツリ出題される傾向にあるので、しっかりと完璧に覚えられるまで反復暗記するようにしてください。
関西大学の世界史〜入試出題傾向と対策法〜のまとめ
関西大学の世界史の入試出題傾向と対策法についてお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
関西大学の世界史は、全問マーク式で、難易度的にも基礎〜標準レベルのものばかりなので、しっかりと対策さえ行えば、十分に8割5分〜9割が狙えるレベルです。
しかしその分、高得点勝負にもなりやすいので、ケアレスミスや基礎知識の抜け漏れ(特に、文化史や西暦)はないようにしてくださいね。
もしも、過去問演習や用語暗記の段階で知らない用語や話題が出てきたら、躊躇なく一度、教科書に戻って該当部分を読み直すようにしてください。
この一手間をかけるかどうかで、みなさんの合格可能性は大きく変わってきます!
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かなり多くの受験生が、このような状況に陥っています。
そして、誰かを参考にした勉強法が上手くいかない明確な理由は、ここにあります。
受験生は、それぞれ志望校も違えば、学力も違う。
さらには、性格・環境・自頭・思考力など、全てが違います。
このことを理解せずに、その人の成功因子だけをとっても、成果が出るはずもありません。
成果の出る勉強の本質とは、
①自分の学力などの現状を俯瞰的に把握する。
②把握した上で 『志望校合格』というゴールから逆算して学習計画を立てる。
③ 『なにを・どこまで・いつまでに』と言うように、具体的行動ベースに落とせる状態まで持っていく。
④実際に行動して得た結果を元に、より良い学習計画に改善していく。
というサイクル(PDCAサイクル)を生み出すことです。
そして、このサイクルを何度も何度も回しながら、自分にあった勉強スタイルを磨いていくことが勉強の本質です。
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