関大特待生が徹底解説!【2020年最新版】関西大学の日本史〜入試出題傾向と対策法〜
【2020年最新版】関西大学の日本史〜入試出題傾向と対策法〜
今回は、関西大学に特待生で合格した私が、実体験をもとに関西大学の日本史の攻略法についてお伝えしていきたいとお思います!
関西大学の日本史は、標準レベルの問題が9割以上を占めており、難問や奇問の類は出題されない傾向にあります。
そのため、どれだけ正確に教科書レベルの知識をインプットして、どれだけ本番で取りこぼさないかが合否を分ます。
また、関西大学日本史の特徴として、地図問題が毎年出題されます。
普段の学習の際から、地名や国名を意識して学習するようにしましょう!
問題形式
・試験時間:60分
・配点:100点
・大問1:語群選択
大問2:語群選択
大問3:用語選択(3択式)
大問4;用語選択・正誤問題・地図問題
※全問マーク式で、問題数は50問。
出題傾向と対策法
関西大学の日本史は、関関同立の中では比較的簡単な問題で構成されているため、平均点も高い傾向にあります。
いかに基礎レベルの問題を落とさないかが重要だということを忘れないでください。
〜出題傾向〜
「時代」と「分野」の2つの側面から見ていきたいと思います。
1、時代
学部による偏りは見受けられないが、日程によって出る時代が全く異なるということがよくある。
そのため、特定の時代に苦手意識を持つことなく、満遍なく学習するようにしましょう。
頻出しやすい時代としては、統計的には、近世・近現代からの出題が多い。代わりに、原始や戦後に関しては出題されづらい傾向にある。
2、分野
分野的には、「政治」「経済」「外交」「文化」が出題されやすい傾向にある。
特に、文化史と史料系の問題が目立つ。
文化史は、大問まるまる一題として出題されることが多く、特に宗教に関連した分野が狙われやすい。
史料問題に関しては、史料自体はマイナーなものでも、リード分野問題文などを丁寧に読み解けば消去法で選択肢が消せるようになっており、難易度自体はセンターレベルと同じ程度である。
また、問題の形式として、大問ごとにテーマ(外交や経済といった)が設定されている場合が多く、時代をまたいでの出題も散見される。
それでは、高得点を取るために必要な具体的な対策法について見ていきましょう!
〜対策法〜
関西大学の日本史は、試験時間60分に対して、問題数・難易度とも余裕があります。
そのため、基礎レベルの問題に関しては丁寧に拾っていくようにして、ケアレスミスなどは無いようにしましょう。
また、「時代」「地域」ともに頻出時代・地域こそあれど、基本的には満遍なく出題されているので、苦手な範囲は作らないように、ある人は繰り返し重点的に学習するようにしてください。
他には、特定の人物(例:徳川家康)の生涯をテーマとして問題が構成される人物史なども出題されることがあるため、有名な偉人などに関しては特に意識して勉強するようにしましょう。
加えて、過去5年以内の過去問で出題された時代や分野が再度出題されやすい傾向にあるため、満遍なく学習しながらも、過去問研究は怠らないようにしましょう。
具体的な勉強方法としては、
「詳説日本史B 改訂版(教科書)」を用いて、時代ごとに読み進めていき、まずはその時代や地域の全体像を掴みます。
その後、読み終えた時代や地域ごとに、「日本史B一問一答【完成版】」を使用して、基礎レベル(★2個まで)の用語を反復練習で暗記していきます。
この際に注意したいのが、空欄の用語を覚えるのはもちろんなのですが、リード文を丸々覚えるようなつもりで勉強してほしいという点です。
なぜかというと、リード文を丸ごと覚えれば、前後関係に関しても同時に頭に入れることができるため、用語が断片的な記憶になりづらいからです。
文化史などや史料系の問題に関しては、「スピードマスター日本文化史問題集ー日本史B」を用いて、反復暗記していきます。
「スピードマスター日本文化史問題集ー日本史B」は、30日間で完成できるように構成されています。
しかし、30日もかけていては、終盤に差し掛かった頃には前半の内容を全て忘れているでしょうから、進んだ分、毎日復習することをオススメします。
こうすれば、常に毎日新しい記憶として脳に記憶されますし、昨日までの分に関しては最低でも1回以上は暗記した内容なはずなので、回を追うごとに復習にかけ得る時間も少しづつ短くなっていきます。
文化史や人物史はあまりにも脈絡のない単純暗記になってしまいますが、興味のない分忘れやすですよね?
しかし、入試には頻出なので、忘れないように工夫して学習することが求められています。
加えて、「山川 詳説日本史図録第7版」を使用して、時間の許す限り、図版や史料については1度でいいので目を通すようにしてください。
関西大学の日本史〜入試出題傾向と対策法〜のまとめ
ここまで、関西大学の日本史の入試出題傾向と具体的な対策法についてお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
関西大学の日本史は、標準レベルの問題ばかりで、関関同立レベルの中では、比較的解き安いと言えます。
難易度的にも、しっかりと対策すれば、最低でも8割、努力次第では満点も十分に射程距離に入ってくるので、先ほど紹介した対策法を参考に、高得点を目指してください!
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成果の出る勉強の本質とは、
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②把握した上で 『志望校合格』というゴールから逆算して学習計画を立てる。
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④実際に行動して得た結果を元に、より良い学習計画に改善していく。
というサイクル(PDCAサイクル)を生み出すことです。
そして、このサイクルを何度も何度も回しながら、自分にあった勉強スタイルを磨いていくことが勉強の本質です。
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